- ConoHa WINGってどんなサービス?
- ブログ始めたいけど、ConoHa WINGってどうだろう?
- ConoHa WINGの特長を分かりやすく説明してほしい
こんなお悩みを解決します。
この記事ではConoHa WINGの料金からプラン内容まで調べた上で、僕がConoHa WINGを契約するならどのプランにするのか、真剣に検討してみました。
ConoHa WINGで悩んでる方はぜひ参考にしてください。
ConoHa WINGとは?
ConoHa WINGとは、東証一部上場企業の「GMOインターネット株式会社」が運営するレンタルサーバーサービス。
1時間課金制で使えるプランから長期契約プランまで、状況に応じて柔軟に契約できるようになっています。
また、ディスク容量が超えていない場合に限りプランはいつでも変更が可能です。
ConoHa WINGのプラン一覧
月額料金
通常(時間課金制)
契約期間 | ベーシック | スタンダード | プレミアム | リザーブド 1GB | リザーブド 2GB | リザーブド 4GB |
---|---|---|---|---|---|---|
1時間 | 2.2円 | 4.4円 | 8.8円 | 2.8円 | 5.5円 | 11円 |
月額上限 | 1,320円 | 2,640円 | 5,280円 | 1,650円 | 3,300円 | 6,600円 |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
最低利用期間 | 無し | 無し | 無し | 無し | 無し | 無し |
WINGパック(期間契約)
契約期間 | ベーシック | スタンダード | プレミアム | リザーブド 1GB | リザーブド 2GB | リザーブド 4GB |
---|---|---|---|---|---|---|
3ヶ月 | 1,210円 | 2,530円 | 5,060円 | 1,540円 | 3,190円 | 6,380円 |
6ヶ月 | 1,100円 | 2,365円 | 4,730円 | 1,430円 | 3,025円 | 6,050円 |
12ヶ月 | 990円 | 2,145円 | 4,290円 | 1,320円 | 2,805円 | 5,610円 |
24ヶ月 | 935円 | 2,035円 | 4,070円 | 1,265円 | 2,695円 | 5,390円 |
36ヶ月 | 880円 | 1,925円 | 3,850円 | 1,210円 | 2,585円 | 5,170円 |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
プラン仕様
仕様 | ベーシック | スタンダード | プレミアム | リザーブド 1GB | リザーブド 2GB | リザーブド 4GB |
---|---|---|---|---|---|---|
無料お試し期間 | – | – | – | – | – | – |
vCPU保証 | 無し | 無し | 無し | 2コア | 3コア | 4コア |
メモリ保証 | 無し | 無し | 無し | 1GB | 2GB | 4GB |
ディスク容量 (NVMe SSD) | 300GB | 400GB | 500GB | 300GB | 400GB | 500GB |
転送量/月 | 18TB | 24TB | 30TB | 18TB | 24TB | 30TB |
電話 メールサポート | – | – | – | – | – | – |
独自ドメイン 永久無料特典 | 2個 (WINGパックのみ) | 2個 (WINGパックのみ) | 2個 (WINGパックのみ) | 2個 (WINGパックのみ) | 2個 (WINGパックのみ) | 2個 (WINGパックのみ) |
WordPress 簡単インストール | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
WordPress 簡単移行 | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
ファイルマネージャー | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
無料独自SSL | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
データベース | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
マルチドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
サブドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
メールアカウント | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
ConoHa WINGの特長
ConoHa WINGのおすすめポイントを解説していきます。
プランによっては料金形態やCPU、メモリなどちょっと複雑なところがあるため、この解説で初心者にも分かりやすく解説していきますね。
2つの料金形態
料金形態は大きく分けて2パターン。
- 1時間単位、月額上限あり
- 1ヶ月、または長期契約
通常のレンタルサーバーサービスでは、どちらか一方のパターンのみになります。
しかし、ConoHa WINGではどちらのパターンも採用しており、状況に応じて柔軟な契約をすることが可能です。
WINGパックがお得
どちらがお得かと言うともちろん『WINGパック』になります。
例えば、プラン「リザーブド 1GB」の12ヶ月契約なら時間制契約に比べて1ヶ月あたり約300円も安くなり、12ヶ月換算だと3,600円も安くなってかなりお得!
さらにWINGパックなら独自ドメインがなんと2つも無料でもらえる上、契約の間は更新料も無料!
他社レンタルサーバーサービスでも独自ドメイン無料特典はありますが、2個無料はConoHa WINGだけかもしれません。
最低利用期間なし、初期費用なし
ConoHa WINGは最低利用期間もなければ初期費用もありません。
そのため、なにかサーバーを使って検証したいことがある時にはちょうどいいサーバーです!
1時間単位のプランを数時間から数日借りても数円~数百円ですみますね。
CPU・メモリ保証を選ぶなら「リザーブド」
プランは大きく分けて2種類。
- ベーシック・スタンダード・プレミアム
- リザーブド 1GB/2GB/4GB
このリザーブドプランというのは、CPUやメモリなどが保証されているところが特徴。
どういうことかというと、レンタルサーバーというのは1つのサーバーを複数の契約者で共有して利用しているため、ある一人の契約者がサーバーに高負荷をかけるような処理、またはアクセス急増などがあった場合は他契約者のサイト表示速度などに影響が発生します。
その可能性があるプランが【ベーシック・スタンダード・プレミアム】。
しかし、リザーブドプランは1契約ごとにCPUとメモリを保証しているため、たとえ他の契約者がサーバーに負荷をかけようがリザーブドプランの契約者は影響を受けません。
つまり、リザーブドプランというのは安定した動作が保証されたプランということです。
Webサーバーは『nginx』を採用
サーバーというのはメールサーバー・ネームサーバーなど、用途によって様々な使われ方をしますが、Webサーバーとして運用するには一般的に「Apache」というソフトウェアが使われます。
しかしConoHa WINGで利用しているのは【nginx】というソフトウェア。
nginxはApacheよりも効率よく動作するように開発されているため、nginxを使うことで負荷耐性や処理性能がアップします。
ConoHa WINGを契約するならどのプラン?
僕が利用しているレンタルサーバーは『エックスサーバー』ですが、【ConoHa WING】を契約するならどのプランがおすすめか真剣に考えてみました。
プラン形態
まずは「ベーシック~プレミアム」か「リザーブド」のどちらかを選択していきます。
2つの違いはCPU・メモリが保証されているかどうかなわけですが、もちろん保証がされているリザーブドのほうがややお高め。
ブログ初心者目線で考えると「とにかく安ければいい」と考えがちですが、CPUやメモリが保証されていないと他契約者の利用状況によってサイトの表示速度に影響がでてしまいます。
サイトの表示速度はSEO評価にも関わってくる重要なポイントになるため、他契約者の使用状況に影響されないようにリザーブドプラのほうがおすすめです。
ということで、僕ならリザーブドプランをで決定です。
リザーブドのプラン
次にリザーブドの中からプランを選択していくわけですが、ブログをこれから始める方ならまずは【リザーブド 1GB】で始めれば大丈夫です。
複数サイトを運営する場合や、アクセス数が多いサイトなら【リザーブド 1GB】では足りませんが、これから始めるならしばらくの間は1つのブログに集中するはずなので特に問題はありません。
同時並行で複数サイト運営をすることになった場合や急激にアクセス数が伸び始めてきたら、その時にプランを上げていけばOK。
最初から大きなプランを使っても手に余るだけでなく無駄なコストがかかるだけです。
料金形態
1時間単位の通常料金と長期契約のWINGパック料金がありますが、迷わずWINGパックです。
理由はお得だから!
WINGパックを契約すれば独自ドメインが2つも無料でもらえてさらに月額料金も割引されます。
「数日だけ試してみたい」「サーバーを使って検証したいことがある」など、長期的に利用する予定がないなら1時間単位の通常契約でもいいかもしれません。
しかし、ブログは長期間運用するのが一般的なので、1時間単位で契約するメリットはほとんどありません。
契約期間
最後に契約期間。
ブログ記事を書いて検索エンジンからアクセスが来るようになるのはだいたい2~3ヶ月後。さらに検索エンジンに評価されアクセスが増え始めるのは記事を公開してから6ヶ月~1年後。
そのためブログは継続することが最も重要と言われており、1年以上継続することは当たり前なので契約期間は12ヶ月以上でいいと思います。
ただ、契約期間分一括前払いなので「24ヶ月、36ヶ月だとちょっと金額が・・・」ってなる方は、あとはお財布事情で決めればOKです。
まとめ:ConoHa WINGの特長
最後に、ご紹介した内容をおさらいしておきましょう。
- リザーブドプランはCPU・メモリが保証されているので安定したブログ運営ができる
- WINGパックなら独自ドメインが2個無料でもらえる
- Webサーバーに「nginx」を採用しているため、アクセス急増時でも安定した動作
今回ConoHa WINGを調べてみて率直に感じたことは、「ConoHa WINGを契約するメリットが微妙・・・」というところ。
独自ドメインが2個もらえるのは嬉しいポイントですが、ブログ初心者なら1個で十分という場合がほとんどですし、料金もちょっとお高め。
上場企業のグループということで信頼感はありますが、それなら同グループ会社のGMOペパボ株式会社が運営する【ロリポップ!】のほうがサーバー環境、価格面いずれも良いように思いました。
もちろんConoHa WINGを否定するつもりはありませんが、他レンタルサーバもよく確認した上で検討することをおすすめします。
ロリポップ!の解説記事は『【ロリポップとは?】料金プランと特長からどのプランがおすすめか検討してみた』をご覧ください。
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