- XMLサイトマップとただのサイトマップって何が違うの?
- サイトマップって必要?
- 記事を書いたら自動で追加されていくサイトマップを簡単に設置できる方法が知りたい
この記事で解説するサイトマップの設置手順を実践すれば、記事がたくさん増えた時にユーザーが目的の記事を探しやすくなり、利便性が向上することで離脱防止に繋げることができますよ!
『サイトマップはXMLサイトマップだけ用意しとけばいい!』という記事も見かけますが、自分が使わないからと言って利用者のことを考えてない人が記事を書いたんだろうなーと思います。
実際に僕は何かを調べる時、参考になるブログを見つけた時はとりあえずサイトマップを確認して、他にどんな記事があるのかよく確認しますよ!
そして面白そうなタイトルの記事があればそこから記事へ飛ぶほうが効率よく記事を探すことができますしね。
逆を言えば、サイトマップの無いブログは1、2記事だけ見たら他の記事を探すのは面倒ですぐ離脱しちゃいます。
つまり、利用する人もいれば利用しない人もいるかもしれませんが、あって損はないのがサイトマップ!
簡単に設置できるので、この機会にちゃちゃっと設置しちゃいましょう!
サイトマップとは?
サイトマップとはその名の通りサイト内のマップ、つまりサイト内の地図になります。
このサイトマップには2種類ありますが、ワードプレスにはどちらのサイトマップも設置するべきです!
- Google検索ボット向けXMLサイトマップ
- ユーザー向けサイトマップ
XMLサイトマップはGoogleに対して『このブログのリンク構成(ページ構成)はこうなっていますよ!』と、どこにどの記事があるのかを認識してもらうための、SEO対策としてのサイト内地図。
それに対してユーザー向けのサイトマップとは、ブログ記事が増えれば増えるほどどこにどの記事があるのかわかりにくくなってしまうため、一覧表示させることで利用者が読みたい記事を探しやすくするためのサイト内地図です。
つまり、Googleのために用意するかユーザーのために用意するかによって作成するサイトマップが異なるということですね!
この記事ではユーザー向けサイトマップの作成方法について解説していきます!
PS Auto Sitemapでサイトマップを設置
ユーザー向けサイトマップの設置には『 PS Auto Sitemap 』というプラグインを使います。
使い方は簡単で、ちょっとしたデザイン設定をしたら指定されたコードを固定ページに貼り付けるだけ!
難しい操作はなにもないのでご安心ください。
実際に当ブログで設置しているサイトマップは以下よりご確認いただけますよ!
- 最終更新: 6年前
- 有効インストール数: 200,000+
- 評価の平均: 評価5.0 (23件の評価に基づく)
(Google翻訳)
PS Auto Sitemap
PS Auto Sitemap は WordPress サイトのページにサイトマップを出力してくれるプラグインです。
初心者向けのインストールとエキスパート向けのカスタマイズが簡単です。
管理ページからリストの表示設定を変更することができ、サイトマップツリー用のすっきりとしたCSSスキンがいくつか用意されています。
まずはインストール・有効化
さっそくインストールしていきましょう!
ワードプレス管理画面メニュー【プラグイン – 新規追加】へ進み、右上の検索欄へ『PS Auto Sitemap』と入力します。
表示されたことを確認したら『今すぐインストール』をクリック。
インストールが完了したら、有効化までしておきましょう!
設置方法
プラグインといえば通常の流れではまずは設定からと思われがちですが、PS Auto Sitemapは先に設置をしておくといいです。
設置する固定ページのIDも設定画面で必要ですし、先に設置して表示ページを別タブで開いておけば『デザインを修正 → 設定保存 → 表示ページを確認』を簡単に繰り返すことができるためです。
設置方法は簡単で、専用のコードを固定ページに貼り付けるだけ!
以下に手順を解説します。
ワードプレス管理画面メニュー【設定 – PS Auto Sitemap】に進んでください。
最下部「ご利用方法」内に記載の表示コード『<!– SITEMAP CONTENT REPLACE POINT –>』をコピーします。
ワードプレス管理画面メニュー【固定ページ – 新規追加】へ進んでください。
タイトルはお好みでOKです。
当ブログではわかりやすく『サイトマップ』としています。
そして先程コピーしておいた表示コードを貼り付けるのですが、エディタ『Gutenberg』を利用している場合は恐らくそのまま貼り付けることができません。
そんな時は、左上の【+】マーク(ブロック挿入ツールを切り替え)をクリックして【ブロック – ウィジェット – カスタムHTML】を本文に挿入することで貼り付けることができるようになりますよ!
貼り付けたら、ついでにスラッグ(URL)まで変更しておきましょう。
『下書きを保存』または『公開』をクリックしてください。
するとURLが変わってページIDが『post=xx』とURLに表示されるので、番号を覚えておいてください。
この番号は次のPS Auto Sitemapの設定で必要になります。
また、『プレビュー』をクリックして別タブで作成したページを表示させといてください。
後ほどデザイン表示を確認する際に利用します。
これで設置は完了!
設定手順
ワードプレス管理画面メニュー【設定 – PS Auto Sitemap】へ進みます。
基本的にはほとんどそのままの設定でOKなので、変更が必要な箇所のみ解説していきますね!
サイトマップを表示する記事
ここに先程覚えておいた固定ページIDを入力することで、コードを設置した固定ページ上でサイトマップが表示されるようになります。
除外カテゴリ
サイトマップに出力したくないカテゴリをカテゴリIDで指定することができます。
カテゴリIDの確認方法は以下のとおり。
ワードプレス管理画面メニュー【投稿 – カテゴリ】へ進んでください。
IDを確認したいカテゴリを選択します。
URLに表示されている【taxonomy=category&tag_ID=xx】がカテゴリのIDになります。
このIDを覚えてPS Auto Sitemap設定の除外カテゴリに入力すれば、該当カテゴリはサイトマップに表示されなくなります。
除外記事
サイトマップに出力したくない記事をIDで指定することができます。
記事IDの確認方法は以下のとおり。
ワードプレス管理画面メニュー【投稿 – 投稿一覧】へ進んでください。
IDを確認したい記事を選択します。
URLに表示されている【post=xx】が記事のIDになります。
このIDを覚えてPS Auto Sitemap設定の除外カテゴリに入力すれば、該当カテゴリはサイトマップに表示されなくなります。
スタイルの変更
サイトマップのデザインを選択します。
一つずつ試して、お好みのデザインを探してください。
以上でPS Auto Sitemapの設定は完了!
簡単でしたね。
あとは記事が増えても固定ページが増えても自動的にサイトマップに追加されていきますよ!
まとめ
最後に、ご紹介した内容をおさらいしておきましょう。
- 記事を一覧表示させることで利用者が読みたい記事を探しやすくするためのユーザー向けサイトマップを作成するにはプラグイン『PS Auto Sitemap』がおすすめ
- コードを固定ページへ設置し、PS Auto Sitemap設定画面で固定ページIDを指定することで表示される
- 各種IDはURLから確認する
- 一度設定すれば記事や固定ページが追加されるたびにサイトマップに自動で追加される
今回ご紹介したサイトマップはXMLサイトマップと違ってSEO対策のためではありませんが、今後記事が増えれば増えるほど一部のユーザーにとっては有り難いページとなるため、離脱防止にもつながることが期待できます。
無いよりは合ったほうがいい!という程度のものではありますが、無駄にはならないのでフッターメニューの端っこにでも設置しておきましょう!
ユーザーの利便性を向上させる離脱防止対策といえば他にも『Favorites』というプラグインがあります。
興味があればぜひご覧ください。
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