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リダイレクトとは?【種類・必要な状況・適切な使い分け方】を解説!

リダイレクトとは?【種類・必要な状況・適切な使い分け方】を解説!
この記事で解決できるお悩み
  • リダイレクトとは?どういう機能?
  • どんな状況の時に使うの?
  • 種類があるみたいだけど、使い分け方は?

この記事で解説するリダイレクト設定をしっかりと理解しておけば、いつかドメイン変更等の理由によりURLが変更になった場合でも、SEO評価に影響を与えずスムーズにURLを移行できますよ!

逆を言えば、リダイレクトを知らずにURLを変更すると、SEO評価は0からのやり直しだけでなく、コピーサイトとして検索エンジンに悪影響を及ぼしかねません。

今すぐ使うことは無いかもしれませんが、なんとな~くでも理解しておくことでいつか必ずサイト運用に役に立ちます!

ken
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最後までぜひご覧ください!

リダイレクトとは?

リダイレクトとは、あるURLに対するアクセスを別のURLに強制的に飛ばすこと。

例えば、当ブログのホームページURLは『https://literacyboxes.com』ですが、ホームページに対して『https://literacyboxes.com/wordpress-domain-change/』というURLでリダイレクトを設定すると、ホームページにアクセスしてきた人を強制的に『https://literacyboxes.com/wordpress-domain-change/』に移動させることができます。

リダイレクトが必要な状況

リダイレクト機能を活用する場面は様々ですが、主に以下の状況が考えられます。

  • ドメイン変更
  • SSL化
  • 一時的なページメンテナンス
  • PCとスマホでURLを分けたい時

順に解説します。

ドメイン変更

ドメインを変更するとURLが変わるため、旧URLにアクセスしてきた人を新URLへリダイレクトさせる設定が必須になります。

もし、URLが変わったのにリダイレクト設定をしてないと、これまでサイトをブックマークなどをしてくれて頻繁に訪れていたユーザーが、ある日突然サイトにアクセスできなくなります。

また、リダイレクト設定がないと検索エンジンもサイトアドレスが変更になったことを知らないため、これまで培ってきたSEO評価を捨てることになってしまいます。

このように、ユーザーとSEOの観点からURLが変更となったら必ずリダイレクト設定をしておく必要があります。

SSL化

サイトを暗号通信設定するために『http』から『https』にSSL設定を有効化をする際にもリダイレクト機能を利用します。

SSL化を有効化したからといって『http』でもアクセスできなくなるわけではありません。

そのため、『http』でアクセスしてきた人に対して強制的に『https』にリダイレクトさせることで、ユーザーが安心してサイトを利用することができる上、検索エンジンに対してもしっかりと暗号化通信を実装しているサイトであることを示すことができます。

一時的なページメンテナンス

一般的なブログ記事を修正する場合は必要ありませんが、会員制サイト等でユーザーに対してサイト上で独自の機能を提供している場合を例に考えてみます。

ある該当ページで不具合が発生して大幅な機能修正が必要となった時、一時的に該当ページにユーザーをアクセスさせないようにする必要があります。

そんな時、『現在メンテナンス中』などと表示させただけの簡易ページを用意しておいて、そのページに一時的にリダイレクトするように設定しておけば、メンテナンス中でもユーザーは安心して待ってられますね。

PCとスマホでURLを分けたい時

PCとスマホでWebデザインを変えるのはCSSでレスポンシブ対応させれば済む話ですが、PCとスマホで全然違うデザインを採用する場合やPCとスマホで根本的な動作を変更したい場合などは、それぞれPC用とスマホ用ページを用意して、リダイレクトさせたほうが都合が良い場合があります。

リダイレクトの種類

リダイレクトには主に『301リダイレクト』と『302リダイレクト』の2種類があります。

それぞれの意味を知り、設定する時は適切に設定しなくてはいけません!

301リダイレクトとは?

301リダイレクトとは、恒久的(永久的)なURL変更を指します。

ドメイン変更によってURLが変わり、旧URLにはもう戻ることはないという時に使うリダイレクト設定ですね。

302リダイレクトとは?

永久的なURL変更を表す301リダイレクトに対して、302リダイレクトとは一時的なURL変更を指します。

ドメイン変更によるURLの変更ではなく、メンテナンス等による一時的なリダイレクトが必要な場合に利用されます。

使い分ける理由

実際のところ、ページにアクセスしたユーザーから見れば、301リダイレクトも302リダイレクトもアクセスした時の動作は同じなので、区別がつくものではありません。

それでは『なんのためにするのか?』というお話ですが、これは『検索エンジンのため』です。

ドメイン変更等によりURLが恒久的に変更となる場合

ドメイン変更によるサイトURL変わったためリダイレクト設定をする場合を考えてみましょう。

301リダイレクトが設定されたページに検索エンジンのクローラーが訪れると、『ページのURLが変わったのか。じゃあ検索エンジンに登録してる情報もかえなきゃ』と変更してくれるため、SEO評価も引き継ぐことができます。

ここで302リダイレクトが設定されていると、『一時的にURLが違うのか。じゃあ検索エンジンの情報は変更せず様子見だな』となってしまい、新URLが検索エンジンに表示されなくなってしまいます。

メンテナンスにより一時的にURLが変更となる場合

メンテナンスにより一時的にURLを変えるためにリダイレクトする場合を考えてみましょう。

301リダイレクトが設定されていると、メンテナンスによって一時的にURLが違うにも関わらずクローラーが検索エンジンの情報をかきかえてしまい、本来検索エンジンに掲載されててほしいページが検索エンジンから削除され、メンテナンスページに入れ替えられてしまいます。

しかし、302リダイレクトを設定していると、クローラーは一時的にURLが違うだけと判断し、検索エンジンの情報を書き換えたりしなくなります。


このように適切に使い分けることで、検索エンジンに最適な評価をしてもらえるようになります。

つまり、リダイレクトを適切に設定して利用することはSEO対策につながるため、重要な設定なんです!

まとめ

最後に、ご紹介した内容をおさらいしておきましょう。

リダイレクトとは
  1. あるURLへのアクセスを別のURLへ強制的に移動させる
  2. 301リダイレクトは永久的なURL変更、302リダイレクトは一時的なURL変更
  3. リダイレクトを使い分ける理由は検索エンジンから適切なSEO評価を受けるため

ご紹介した内容を理解しておけば、いざドメインを変更しようと思った時、リダイレクトの違いを思い出して適切なSEO対策を実施することができるようになりますよ!

リダイレクトはあまり使うシーンはありませんが、基本的には2つの種類を使い分けるだけなので、なんとな~くでも覚えておきましょう。

WordPressでドメインを変更する際の手順は以下の記事で詳しくまとめてるので、ぜひご確認ください!

ワードプレスでドメインを変更する時は、まずは全体像を把握しよう!

既にドメイン変更作業中の方で、リダイレクト設定が全て完了した方は以下の記事を参考にGoogleへアドレス変更通知をしておきましょう。

WordPressでURL変更後はアドレス変更通知でSEO対策!

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