- 「wpX Speed」ってどんなサービス?
- WordPress専用に最適化したっていうwpX Speedが気になる
- wpX Speedのおすすめポイントは?
こんなお悩みを解決します。
レンタルサーバーサービスってたくさんあってどれがいいのか悩みますよね。
そんなブログ初心者のために今回の記事では「wpX Speed」というレンタルサーバーについて調べてみたので、是非参考にしてください。
wpX Speedとは?
レンタルサーバー「wpX Speed」は、レンタルサーバーサービス界では有名・王道な『エックスサーバー』を運営するエックスサーバー社が別で運営しているレンタルサーバーサービス。
エックスサーバーで培ってきたノウハウを活かしたWordPressに特化したレンタルサーバーになります。
wpX Speedのプラン一覧
月額料金
契約期間 | W1 | W2 | W3 | W4 | W5 | W6 | W7 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1時間 | 2.2円 | 4.4円 | 8.8円 | 17.6円 | 46.2円 | 77円 | 123.2円 |
月額上限 | 1,320円 | 2,640円 | 5,280円 | 11,000円 | 33,000円 | 55,000円 | 88,000円 |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
プラン仕様
仕様 | W1 | W2 | W3 | W4 | W5 | W6 | W7 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
無料お試し期間 | 14日間 | 14日間 | 14日間 | 14日間 | 14日間 | 14日間 | 14日間 |
vCPU保証 | 2コア | 3コア | 4コア | 5コア | 7コア | 10コア | 12コア |
メモリ保証 | 2GB | 4GB | 8GB | 12GB | 24GB | 38GB | 56GB |
ディスク容量 (NVMe SSD) | 200GB | 300GB | 400GB | 500GB | 700GB | 1TB | 1TB |
転送量/月 | 13.5TB | 18.0TB | 22.5TB | 30.0TB | 37.5TB | 45.0TB | 60.0TB |
電話 メールサポート | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
独自ドメイン 永久無料特典 | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし |
WordPress 簡単インストール | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
WordPress 簡単移行 | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
ファイルマネージャー | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
無料独自SSL | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
データベース | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
マルチドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
サブドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
メールアカウント | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
wpX Speedの特長
エックスサーバー社が手掛けるWordPressに特化したレンタルサーバーサービス【wpX Speed】。
時間制の料金体系だけでなく、安心・安定・高速環境を提供するために他にも様々な特長があります。
- NVMe対応SSDを採用
- 速度は旧サービス「wpXクラウド」の10倍以上
- 超高速WordPress実行環境「KUSANAGI」を導入
- Webサーバーソフトウェアに「nginx」を採用
- オートスケール機能搭載
NVMe対応SSDを採用
ストレージは全サーバーでSSDを採用しており、さらにNVMeに対応しています。
これにより、従来のSSD環境に比べて読み込み速度がなんと16倍以上も向上!
サイト運営をする上で、サイトの表示速度はSEO対策に関わってくる重要なポイントとなるため、NVMe対応SSDを採用してデータ読み込み速度に力をいれているところは大きなポイントですね。
※NVMeとは「Non-Volatile Memory Express」の略で、高速にデータの転送ができるSSDをさらに高速に転送するための接続規格のこと。
速度は旧サービス「wpXクラウド」の10倍以上
WordPress専用に構築されたサーバー環境により、エックスサーバー社が以前提供していたサービス「wpXクラウド」と比較して10倍以上の高速化と負荷耐性へと進化。
技術的な面となってしまうため詳細は省略しますが、「PHP-FPM」というPHP動作モードによりCPU負荷を軽減させ、高負荷・大量アクセスにも耐えられるサーバーです。
超高速WordPress実行環境「KUSANAGI」を導入
「KUSANAGI」とは、WordPressを超高速で動作させることに特化したサービスで、プライム・ストラテジー株式会社が提供しています。
WordPressの実行環境としては世界最速クラスと評価されており、wpX Speedではこのサービスを全プランで導入。
WordPressを高速化させるためにNVMe対応SSD、PHP-FPMだけでなく外部サービスも積極的に取り入れた企業努力が見えますね。
Webサーバーソフトウェアに「nginx」を採用
サーバーをWebサーバーとして稼働させるには、通常だと「Apache」というソフトを使用しますが、wpX Speedでは『nginx』を導入。
nginxはメモリ使用量を抑えつつも高い処理性能を発揮するように開発されているため、Apacheよりも処理速度が速くてアクセスが集中しても安定した動作環境を提供します。
オートスケール機能搭載
wpX Speed独自の機能である「オートスケール機能」とは、アクセスが急激に増加した際に自動的に上位プランへ変更することによって、サイトの動作を安定させる機能のこと。
あらかじめ設定しておくことで、アクセス急増時でも通常どおりにサイトが表示されるようになるため、機会損失を最小限に抑えることができます。
ブログ初心者におすすめのプラン
僕が利用しているレンタルサーバーは『エックスサーバー』ですが、【wpX Speed】を契約するならどのプランがブログ初心者におすすめか真剣に検討してみました。
CPU・メモリ・料金
プラン【W1】だと【vCPU:2コア、メモリ2GB】でブログを新たに始める分には正直問題ないですね。
ただ、アクセスが急増した場合や複数のサイトを運営するならちょっと物足りなさも感じるところ。
検索エンジンで上位表示を狙うならサーバーの表示速度も重要な要素の一つなので、『プラン【W2】がおすすめかな・・・』とも思いましたが、でもやっぱりプラン【W2】はブログ初心者にはちょっと月額上限価格が高い・・・。
まずはプラン【W1】から始めよう
ということで、ブログ初心者がwpX Speedを契約するならまずはプラン【W1】から始めればOK!
wpX Speedの料金体系は「月額制」ではなく、「時間制」になっていていつでもプランを変更することができるので、まずはプラン【W1】を利用してみて表示速度が遅かったり動作が重く感じ始めたら、プラン【W2】【W3】へとアップしていけばいいかと思います。
まとめ:wpX Speedの特長
最後に、ご紹介した内容をおさらいしておきましょう。
- エックスサーバー社が運営するWordPressに特化したレンタルサーバーサービス
- エックスサーバーと同じく高速化にこだわっている
- オートスケール機能でアクセス急増時でもサイト運営が止まることなく安心
今回「wpX Speed」の特長を調べてみて率直に思ったことは、ブログ初心者向けのサービスとは言えないというところ。
アクセス急増時などの高負荷環境にでも耐えられるようなサービス提供が主なので、サイト運営を初めて数年が経ちアクセス数が多いブログ向けという印象を受けました。
そのせいか月額上限価格も決して安いとは言えず、中級者以上を対象としているサービスなのかなと感じました。
もちろんブログ初心者でも扱いやすいようにシステム設計はされている印象なので、WordPressに特化したレンタルサーバーサービスを使ってみたい方はお試し期間を使って実際に使ってみるといいかもしれないですね。
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