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WordPressバックアップをプラグインを使わずに取得する方法

WordPressバックアップをプラグインを使わずに取得する方法
この記事で解決できるお悩み
  • WordPressのバックアッププラグインがエラーで使えない
  • WordPressのバックアップをプラグインなしで取得するにはどうしたらいいの?
  • レンタルサーバーをお引っ越ししたい

こんなお悩みを解決します。

WordPressでバックアップを取得するなら基本的にはプラグインを使う場合がほとんど。

しかし、まれにプラグインが使えない状況もあるため、そんな時はこの記事で解説する『WordPressバックアップをプラグインを使わずに取得する方法』をお試しください。

誰でも簡単に手動でバックアップを取得することができますよ!

まずは必要なデータを知る

まずはWordPressの基本動作を理解し、『必要なデータは何か?』というところから知っておきましょう。

WordPress基本動作

WordPressで作られたサイトは、ページの要求があるとページ構成情報(HTML・CSS・PHP、データベースデータなどなど)を集めてページを生成し、要求されたページ情報を返します。

この時気をつけておくことは、データベースだけは保存されている領域が異なるという点。

HTMLやCSS、PHPなどのファイルデータはFTP接続でサーバーにログインすれば目に見えて存在を確認できます。

しかし、データベースデータはデータベース内に保存されているため、データベースにログインしないと確認できません。

とりあえずここではなんとな~くで構わないので、WordPressが正常動作するために必要なデータをバックアップする時は、下記の2箇所からデータを取得する必要があると認識しておいてください。

  1. サーバーにログイン:HTML・CSS・Javascript・PHP・画像などのファイルデータを取得
  2. データベースにログイン:データベースデータを取得

バックアップ取得方法は2つ

WordPressでバックアップを取得する方法は主に2つあります。

  1. WordPressバックアッププラグインで自動取得
  2. プラグインを使わずFTP接続で手動取得
    データベースデータはデータベースにログインして取得

WordPressバックアッププラグインで自動取得

バックアッププラグインを使えばデータの取得方法はめちゃくちゃ簡単です。

取得したいデータを設定して実行ボタンを押すだけ。

バックアッププラグインを使ったデータ取得手順は『【BackWPupの使い方】サーバー負荷を意識したジョブ設定手順』で解説してるので、参考にしてください。

プラグインを使わずFTP接続で手動取得

基本的にはバックアッププラグインを使ってバックアップを取得することをおすすめしますが、何らかの理由によりバックアッププラグインが使えないという場合は、サーバーに直接ログインして手動で取得することができます。

  • FTP接続をしてファイルデータ取得
  • データベースにアクセスしてデータベースデータ取得

この2つの作業を順に解説していきますね。

FTP接続をしてファイルデータ取得

まずは『【FTPの使い方】サーバー接続方法を【28枚の画像で解説】』を参考にサーバーにログインしてください。

以降はWinSCPを使ったデータファイル取得手順ですが、FFFTPなど他のGUIソフトでも基本的な操作感は同じです。

WinSCPサーバーログイン直後

ログインしたら左画面にPCフォルダ、右画面にサーバーディレクトリが表示されます。

サーバー側でデータを取得したいドメインのディレクトリをダブルクリックで中に入ります。

ディレクトリとは?

PCでいうと「フォルダ」のこと。名称が異なるだけで概念は同じです。

GUIでサーバーを操作する時は一つひとつのクリック操作も含め細心の注意を払ってください。クリック操作を誤って別ディレクトリへデータを移動させてしまったりすると、何を移動させてしまったのかも分からなくなり、復元は困難を極め、本当に大変なことになります!
10年前にIT企業でサーバーの保守運用業務に携わっていた時、クライアントサーバーの手動バックアップ作業時に僕は実際にやらかした経験があります・・・。


WordPressデータ取得

public_html】というディレクトリがあると思うので、左のPC側へドラッグアンドドロップでコピーします。

ドラッグアンドドロップとは

特定のデータをクリックして押したまま移動させ、移動先でクリックを離すこと。

または右クリックで『ダウンロード』を選択することでPCへコピーすることも可能です。

ken
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コピー先フォルダはご自身が把握できる場所ならどこでも構いませんが、あらかじめ専用のフォルダを作成しておくと分かりやすいと思います。

取得するファイルデータには画像データ等も含まれているため、コピー完了までは時間がかかりますが気長にお待ちください。

コピーが完了すればファイルデータの取得は完了です。

データベースにアクセスしてデータベースデータ取得

サーバーパネルからデータベース管理画面【phpmyadmin】にログインしてデータベースデータをダウンロードします。

サーバーパネルから【phpmyadmin】へ進む流れは当ブログで利用しているレンタルサーバー【エックスサーバー】を使って解説していきます。

他レンタルサーバーでもデータベースログイン後の操作は同じなので、ご安心ください。

それでは、まずはサーバーパネルからデータベースにログインするので、まずはサーバーパネルにログインしてください。

Xserverをご利用の方はインフォパネルにアクセスして『サーバー管理』からサーバーパネルに移動します。

エックスサーバーインフォパネル

もしくは以下URLからサーバーパネルに直接ログインも可能です。


サーバーパネルの【データベース - phpmyadmin(MariaDBxx.x)】をクリック

サーバーパネルの【phpmyadmin(MariaDBxx.x)】をクリック


サーバーパネルの【データベース - phpmyadmin(MariaDBxx.x)】をクリック

データベースのユーザー名とパスワードを入力してログインします。

わからない方は、先程取得したバックアップ(ファイルデータ)内から『wp-config.php』ファイルを探してテキストエディタ(Windowsでいうと「メモ帳」)で開くと以下のように確認できます。

赤枠内のグレーで塗りつぶしている箇所にデータベースユーザー名とパスワードが書かれています。

サーバーパネルの【データベース - phpmyadmin(MariaDBxx.x)】をクリック

サーバーパネルの【データベース - phpmyadmin(MariaDBxx.x)】をクリック

左側から対象データベースを選択します。(対象データベース名も『wp-config.php』から確認できます。ほとんどの場合で、ログインした際のユーザー名と同じだと思います。)


上部メニューから【エクスポート】へ進みます。

画像赤枠内をクリックして画像の通りに設定したら、最後に【実行】をクリックするとデータベースデータのダウンロードが始まります。

これでデータベースデータの取得は完了です。

まとめ:WordPressのバックアップをプラグインを使わずに取得

最後に、ご紹介した内容をおさらいしておきましょう。

WordPressデータバックアップ
  1. WordPressデータをバックアップする時は、【データベースデータ】と【ファイルデータ】を取得する
  2. バックアッププラグインを使うと誰でも簡単に取得できる
  3. 手動で取得するならFTP接続&データベースログイン

今回の記事では主に手動バックアップについて解説しました。

初心者の方だとFTP接続までは難しかったかもしれませんが、そこから先は意外にも簡単だったと思います。

WordPressを使っていればバックアップはプラグインで簡単に取得できるため、サーバーに直接ログインしてバックアップをするなんてことはあまりないかもしれません。

しかし、何らかの不具合によりバックアッププラグインがエラーとなる場合や、サーバー負荷の影響によりレンタルサーバー会社から止められてしまうこともあるので、ぜひ覚えておいてください。

バックアップができるようになったら、お次は復元方法!

復元方法についてはこちらの記事『WordPressバックアップデータを使って【復元orお引っ越し】』をご覧ください。

各記事にあるclipをクリックすることで、あとからもう一度読みたい記事をクリップ一覧にまとめておくことができます。

 

 

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